(R18)1room -家出少女-
今日はパルティア教団さんの同人ゲーム「1room -家出少女-」について。パルティア教団さん、先日法人成りされたこともあって、同人とは? という感じもするんですが。商業と同人の境界って、以前に比べても曖昧になっている気がします。
ちなみに、私も以前所属サークルで全年齢向けADVを制作してコミケで頒布したことがあります(唐突な自分語り)。
話をもとに戻しますと、本作は「同棲生活シミュレーション」という公称ジャンルのとおり、主人公(30代社畜)の一人暮らしのワンルームに転がり込んできた少女との同棲生活をシミュレーションするゲーム、ということになるのかな。シミュレーションというかファンタジーですが。
だいぶ以前に購入し、ほとんどのイベントも開放してほぼクリア状態だったのですが、Fanzaの遊び放題プラスの時間を取られたり、なんだかんだでつい最近最後のイベントを開放したので、よいタイミングなのでちょっと書こうかと。
本作は事情ありげな女子校生を主人公が家に連れ込むところから始まります。はじめは1週間の期間限定、という設定なのですが、正しくフラグを立てることによって無期限の同棲生活に突入します。
無期限の同棲生活に突入した時点で、基本的にはゲームオーバーになる可能性はなくなるのかな。それまでは2か所ほどバッドエンドになる可能性がありますが、基本的に彼女に関心をもってジェントルにふるまえば問題ない感じ。
音声はパートボイス。エッチシーンについてはフルボイスという感じ。ヒロインの声を担当されているのが佐倉もも花さんなんですが、先日プレイした『少女グラフィティ』の愛子奈々も担当されていたこともあって、個人的には印象深いです。
本作の特筆すべき点としては上のスクリーンショットからもわかるとおりの優しい背景のタッチと、ヒロインの可愛らしさとエロさ。エッチシーンは佐倉さんの演技と相まって非常にエロティックな感じです。あと、たまに口が三角になる。あの描き方が苦手な人だとちょっとアレかもしれませんが、私はけっこう好きです。
ゲームの仕組みについては、夜のシーンでの主人公とヒロインのやりとりがメインになります。会話をしたり、お風呂に入ったり、エッチに誘ったりといったことを繰り返しながら、フラグを立ててイベントを見たり、ヒロインの各種ステータスを上げたり下げたりしていく感じ。
ヒロインのステータスについては初期状態ではマスクデータなのですが、あるアイテムを入手することで見られるようになります。イベントのフラグについてはアルバムページにヒントがあったり、イベントが回収できる選択肢には印が出たりするので比較的見つけやすいです。
イベント回想は17個。一部のイベントはひとつのイベントが複数の回想に分かれていることもありますが、そういうのを別にカウントして17個です。そのうち3つはアップデートで追加されたもののようです。
体験版で冒頭の数日間を遊べるので、試してみて面白いなあ、と思われたら必買ですね。
以下短いですがネタバレ。未プレイの方は見ないこと推奨。
↓ここから続き
個人的にはエンディングはああいう夢オチにしないでもいいんじゃないかなあ、とも思いました。いいじゃん、妊娠結婚エンドで、と思うんですが、エンディングと、ゲームシステム上その後も続く同棲生活をシームレスに繋げるにはああいう構成を取るのも仕方ないのかなあ、という気はします。夢オチというか、将来の可能性を描いたシーンだと解釈すればいいんですかね。
ただしボテ腹エッチを描いてくれたのは素晴らしい。100点です。