ゲームのこと書くね

ゲーマー未満の人がだらだらゲームのことを書く日記。R18多め注意。

(R18)ちぇ~んじ!~あの娘になってクンクンペロペロ~

オープニング画像を載せようかと思いましたが、はてなブログガイドラインに抵触するかしないか微妙な感じだったので自粛しておきます。

メイビーソフトのフルプライスのエロゲー『ちぇ~んじ! ~あの娘になってクンクンペロペロ~』。2014年7月発売のゲームなので、7年ほど前のゲームになります。前作『へんし〜ん!!! 〜パンツになってクンクンペロペロ〜』はタイトルは知っていましたが、未プレイ。本作は今回遊んでみるまで知りませんでした。

しかしすっごいタイトルですね。ただ、ゲーム内容を余すことなく伝えているのでいいタイトルだとも言えます。

稿を改めてまた書こうかと思いますが、私がフルプライスのエロゲーをそこそこ遊んでいたのって、主にゼロ年代だったので、それ以降のエロゲーには疎いんですよね。プレイした中で一番最近のゲームがケロQの『素晴らしき日々 〜不連続存在〜』というロートルなもので。

今回、本作を遊んでみたのは、Fanza Gamesのサブスクリプションサービス「遊び放題プラス」のお試し期間が2週間に延長されていて、昨今のご時世で暇な時間も持て余していたので、それならがっつり遊んでやろう、ということでですね、手を出したわけです。

昔は抜きゲーなど邪道、と思っていた時期もあったんですが、この年になると「おバカな抜きゲー面白いよねー」みたいに思考が柔軟になります。おバカゲー楽しい。

女の子と体を入れ替えてあんなことやこんなことをする妄想を日々たくましくしていた主人公・天坂悠介。彼はある日何気なくインストールしたスマホアプリ、コネクト(LINEみたいなもんですね)の1億人目のユーザになります。その特典としてポメクトというロボぐるみと、コネクトユーザと体をチェンジできるアプリが送られてきて……という導入部で物語ははじまります。まあ、ストーリーなんてそんなに重要ではないゲームな気もしますが、意外としっかりSFしてるというか、理論をこねくり回しています。このチェンジシステムの仕組みがそれなりにストーリー展開に関わってくるのには好感が持てました。

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攻略対象キャラクターは4人。左上から時計回りに、同級生でお隣さんの絹村羽衣、同じく同級生の小倉香菜、下級生の田辺瑠未亜、そして担任の宮森さくら。ここに担任の先生が入ってくるのがちょっと面白いです。

キャプチャで全員が頬染めてるのは、主人公がヒロインとチェンジして初めて姿見の前に立ったシーンだからですね。中身はもれなく主人公です。

私の攻略順は羽衣→香菜→さくら→瑠未亜の順番でした。エンディングは各キャラ1種類ずつ+ハーレムエンドの5種類。攻略もそこまで難しいものではなく、基本的に浮気せずに対象キャラクターとチェンジし続ければそのキャラクターのエンディングに行ける感じ。一部曜日指定のイベントもあったりしますが、ゲーム中に赤字でしっかり表示されるので、そこを読み飛ばさなければ格段問題はありません。

以下、ちょっとネタバレもあります。


↓ここから続き

主人公は基本的に外道なんですが、まあ、ゲームのストーリー的に品行方正な性格だと話が進まないんでしょうがないですね。外道は外道なんですが、ストーリーは基本的に軽めで暗くならず、サクサク進むのであまり鬼畜な感じにはなりません。まあ、よく考えると主人公の行動は鬼畜なんですが、まあ、それはそれ。

ヒロインの中で羽衣は見た目も中身も本当に良い娘で、ザ・王道ヒロインって感じなのですが、それ以外の3人には意外な属性が用意されていて、入れ替わることでその秘密を覗いていく、という面白さもあります。秘密と言っても、上にも書いたとおり基本的に軽い明るい物語運びなんですけれど。

ヒロインとチェンジして、胸をもんでみたり、オナニーをしてみたり、自分とセックスしてみたり、という展開なのですが、その展開上エロシーンはいたずらやオナニーのシーンが多めで、本番シーンは比較的少なめです。その辺は好みが分かれるかもしれませんね。ただ、女の子と入れ替わったら……という空想は十分満足させられる感じで、そういう意味ではTSものとも言えます。

物語序盤は主人公が一方的にヒロインとチェンジしていたずらをしていき、中盤以降主人公とヒロインの関係性がだんだん深くなってきて……というストーリー展開。ただ、基本的に主人公はもともと各ヒロインから好意を持たれているという設定があるっぽい(香菜については描写はないけれど)。

1シーンのみのいたずらシーンのあるサブヒロインもかなりたくさん用意されていて、メインストーリーには入れられないような感じのいたずらは、そっちに振り分けられている感じです。女の子と入れ替わったらこんなことしてみたい、と考えたことのある男が考えそうなことはかなり表現されているので、そういったことを考えたことがある向きには刺さるゲームです。

いたずらもラブラブエッチも楽しめる展開なので、無理やりなのがだめな人でも基本的には問題ないと思います。サブヒロインについてはちょっと社会復帰が厳しいのでは……と思われるいたずらもないことはないのですが、軽いテイストなので(テイストが軽ければいいという問題でもない気もしますが)、そんなに人は選ばないはず。

1点ストーリーでひっかかったのは、宮森さくらについては共通ルート部分で性交描写があるんですが、さくらルートをプレイするとわかるんですが、彼女はあのタイミングで妊娠してたっぽいんですよね。そうすると、他のヒロインルートに進んだ場合でも彼女は妊娠しているわけで…… ちょっとさすがに可哀そうなのでは……

システム回りについて書くと、まあ、標準的な感じ。既読スキップや既読の色変えとか、基本的なところはそろっている印象。遊んでいてとくに不便は感じませんでした。

1枚絵は差分を覗いて112種類。それぞれ差分もけっこうあって、ボリューム感は十分。ムービーも1ヒロイン2シーンずつ、合計8シーンありました。この時期のゲームにはもうこういうムービーシーンも登場してたんですね。

個人的には着衣お漏らし1シーン(ただしサブヒロイン)、アナル2シーンあったのがうれしかったところ。エロシーンには基本的に断面図描写があるのも、個人的にはポイントが高いです。

プレイ時間は既読は全部飛ばして25時間~30時間くらいかなあ。ただ、ちゃんと時間を計って遊んだわけではないので非常にアバウトです。本当に久しぶりにフルプライスのエロゲーを遊んだんですが、やっぱりさすがの分量で、なかなか遊びでがありました。

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